プロジェクトマネジメントのポイント
01 April, 2022
プロジェクトマネージャーの役割
開発プロジェクトを進めるのために、プロジェクトマネージャー(PM)が管理を行います。
開発は複数名で行われるので、タスクを担当者にアサインし、それをスケジュール内で完了させるようにプロジェクトマネジメントする必要があります。
開発だけでなく、内部や外部の関係者との調整を行うこともあります。
無事にリリースまで取り仕切る役割を担うのがPMなのです。
PMにはリーダーシップが求められると同時に、状況によって正しい決断ができる判断力が必要になります。
リリースまでにPMがすること
要件、仕様をもとに、見積もりを行いスケジュールを立てることから始まります。
1. 大まかなスケジュールを出す
大まかな見積もりでの工数を開発者の人数で割り、おおよそのスケジュールを立てます。他の開発案件とスケジュールが重ならないように調整を行います。
2. タスクを細分化する
開発タスクを細分化し、かかる工数をそれぞれ出します。
作業を環境構築、フロント、バックの開発と大まかに担当者にアサインをします。
3. 詳細スケジュールに落とす
タスクの全ての作業を同時に進行することはできないので担当者は割り当てられたタスクを順にこなすようにガントチャートに登録をします(バックログなど管理ツールを使います)。
4. 進捗をモニタリングする
開発に入り、立てたスケジュール通りに進んでいるかリリースターゲットに向けて進捗管理をします。
事前に決めること
1. スコープ
スコープとは開発範囲のことです。限られた時間、予算でプロジェクトを進める場合には、スコープを最初で決めておく必要があります。
発注の前までに見積に入っていないものは追加工数となってしまうので、契約前で見落としがないか発注者・受注者の両方で注意をしましょう。
2. 質問表
クライアントの要件を元に開発を行います。
どのような仕様にするかはクライアントに必ず確認をします。
開発期間前、開発期間中にクライアントと緊急のコミュニケーションが出てくる場面が多くなります。
質問には2日以内に回答をもらう等のルールを決めておきましょう。
コミュケーションや管理ツール
開発で使われるコミュニケーションツールについて紹介をします。
Redmine/Backlog
・プロジェクト管理を行うサービスです。
Googleスプレッドシート
・画面設計はほぼエクセルファイルで作られます。ファイルがリアルタイム更新できるようにGoogleドライブで共有フォルダを作りクライアントと共有をします。
お客様とのコミュニケーションの重要性
ゴールはどこか、お客様が重視するポイントの理解も大事なことです。
お客様のリクエストで何であるかをPMは正しく把握しなければなりません。
開発の途中で想定と異なるということがなってしまい、実装のやり直しにならないように関係者とコミュニケーションをとりましょう。
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